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ベンゼン (Benzene)

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ベンゼンとは

各種化学製品の基礎物質

化学式はC6H6で分子量78.11。融点5.5°C。沸点80.1°C。比重0.879。。代表的な芳香族炭化水素であり、ドイツ語名でベンゾール(Benzol)と呼ばれることもある。水に溶けにくいが有機溶媒とはあらゆる比率で混合できる。ベンゼンの6個の炭素骨格は芳香族化合物の基本となるもので、ベンゼン核といわれる。揮発性のある無色の液体 は芳香族化合物特有の臭いをもち燃えやすく、有毒で引火性がある。

1825年にファラデーにより発見され、1945年にはコールタールに大量のベンゼンが含まれることが明らかされた。現在では石油を原料として石油ナフサの改質反応や高温熱分解などによってベンゼンが生産されている。

多くの有機化合物を溶かすベンゼンは、有機化学の実験でも溶剤としてひろく使用されている。しかしベンゼンを皮膚や呼吸器から吸収すると急性、慢性の中毒をおこす危険があり、発癌性も認められているためベンゼンの使用は法的に規制されている。

ベンゼンの用途

フェノール、シクロヘキサン、アニリン、スチレン、ニトロベンゼン、無水マレイン酸、BHCなどの合成原料となり、またこれから合成樹脂、合成繊維、可塑剤、染料、合成洗剤、合成ゴム、殺虫剤、医薬品などが誘導される。 純度の低いベンゼンは燃料にも使用され、ガソリンに添加されることもある。

Last Update 2008/01/29

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