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鉄族金属と並ぶ重要な磁性材料
フェライトは酸化第二鉄Fe2O3を主成分とする酸化物磁性材料であり、金属磁心と比較して最大磁束密度が小さくキュリー温度も低いが、抵抗率が10^7~10^10倍も高いためうず電流損が小さく、高周波領域での使用に適している。
単にフェライトと呼ぶ場合は金属亜鉄酸塩のうちのスピネル形結晶構造のものを指し、MOFe2O3で表される。
フェライトはフェリ磁性を示す物質で、その名称もここに由来している。フェリ磁性とは強磁性体の形態の一つで、他にフェロ磁性がある。フェリ磁性体は隣接スピンが逆平行に並ぶが大きさが異なるため、外部に大きな磁性を示すものとなる。
フェライトは軟質・硬質磁性材料として重要で、軟質磁性材料、硬質磁性材料に大別できる。
弱い磁場で容易に磁化され、交流磁界中で損失が少ない。 トランスやコイルなど磁心の高周波磁心材料、マイクロ波磁性材料、磁気光学効果を利用したファラデー素子、磁歪材、磁気バブル材料、磁気ヘッド、感温リードスイッチ材、VHF、UHF帯磁心材料などとして用いられる
保磁力、残留磁束密度が大きく、スピーカーや小型モーター用の永久磁石、磁気記録用テープ材料に用いられる
Last Update 2008/01/29
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