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天然に地中から産出する可燃性のガスであり、かつ、炭化水素類を主成分とする
産地によって多少は組成が異なるが、大部分の天然ガスはメタン系炭化水素が主成分である。 天然ガスは地質学的には石炭系ガス、石油系ガス、水溶性ガスに分類される。 可燃性成分のほとんどをメタンが占める。
気体燃料はその特性から無公害燃料として近い将来燃料の主流を占めることが確実視されている。 なかでも天然ガスはその中心的存在である。 ほとんどの天然ガスは海外から輸入される液化天然ガス(LNG)であり、天然ガスといえばLNGを指すと解釈してもよいほどである。
空気を1とした場合の比重は0.6~0.7。
天然ガスは他の気体燃料よりも以下に示す優れた特性がある。 [Nm^3]との単位は”0℃、1気圧におけるm^3あたりの”を現す気体の体積単位である。 通常、気体の体積は[m^3]で示すが、気体燃料の場合は気温・圧力の差による体積あたりの発熱量の差が著しいため[Nm^3]を用いる。
発熱量は9000~11000[kcal/Nm^3]で他の気体燃料よりも高い。 例えば都市ガスの6Cは4500[kcal/Nm^3]、石炭ガスは5000~7000[kcal/Nm^3]、発生炉ガスは1200~1300[kcal/Nm^3]である。
国産の天然ガスはほとんど硫黄分を含まず、輸入される液化天然ガスも原産地で液化する前に脱硫される。 このため天然ガスの使用において硫黄酸化物(SOx)による大気汚染は発生しない。
成分のほとんどが無色・無臭のメタンである。 メタンの比重は空気のおよそ半分と軽量であるため、万一ガス漏れした場合でも大気中で上方拡散しやすい。 LPGのように床面に溜まり、引火爆発するという危険性が軽減される。
室内でガス漏れが発生しても一酸化炭素中毒にはならない。 ただし、天然ガスに一酸化炭素が含れていなくても、不完全燃焼による一酸化炭素は発生する。
Last Update 2008/01/29
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