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さまざまな”科”からなる”学”門の総称
英仏語のScienceはラテン語で”知ること”を意味するScientiaが語源であり、ケンブリッジの大物であったヒューエル尊師が作った言葉である。
Scienceの訳語”科学”が普及し定着する以前の日本には、対応する語として”理学”があった。 しかし、理学は自然科学ばかりではなく、工学や技術を包容した学問と解釈されていた。
1874年(明治7年)、哲学者であり、”哲学”、”理性”、”主観”、”客観”、”現象”などの訳語を考案した人物としても知られる西周(にしあまね・1829~1897)の”知説”という論文の中で、科学という語が登場する。
文明開化の日本に怒涛のように入ってきた、西洋のさまざまな分野に専門特化した学問たちを総称し、さまざまな科からなる学問という意味で”科学”と名づけられたようだ。 したがって科学とは、”知ること”から発生したScienceの直訳ではなく、明治維新の日本だからこそ作られた造語であるといえる。
今日では中国や南北朝鮮でも”科学”という語を用いる。これは日本からの輸出語である。日本のときのように怒涛のように入っていったのだろう。
Last Update 2008/01/29
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