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SF6は500[℃]くらいまでは分解せず、無色、無臭で毒性がなく、不燃性である。コロナ放電によって変化しないといわれているが、強い火花放電では変化して、いろいろなフッ化物を生じる。絶縁耐力が大きく、2気圧程度に加圧されるとと絶縁油に近い破壊電圧を示す。
一般に気体絶縁物はその圧力を大きくすると、絶縁耐力が大きくなる。SF6を従来の油入機器に使用することで軽量で不燃性の機器を実現することができ、実際に高圧変圧器、遮断器、静電発電機などに密閉されている。
一般に気体の絶縁破壊電圧は低い。しかし容易に自己回復し、かつ、誘電率、tanδともに小さく、したがって誘電損も小さいので、この点から絶縁材料として有効である。 平等電界において絶縁破壊電圧3kV/mm程度である空気、空気と同程度の耐圧をもち加圧されて用いられる窒素、耐圧が空気の3倍程度で不燃性ではあるが、放電により分解し有毒生成物を生じるフレオン(CF2C12)、不燃性で毒性がなく、耐圧はフレオンと同程度のSF6などがある。
SF6は炭酸ガスに比べ温暖化係数が約23,900倍近くあるといわれている。大気寿命が3200年と長いSF6は一度放出すると、大気から取り除くことが非常に困難である。
Last Update 2008/01/29
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